テンカラのテクニック
素早く魚を見つける目
榊原の魚を見つける目の速さに
最初に気が付いたのは、テンカラ大王
と言われる石垣教授ではないのか。
動体視力の研究者でもある石垣は、
彼の著書『読んではいけない毛鉤釣りの真実』(人間社)
の中でこう書いている
超人
・・・・鬼の榊原さんも素眼である。これでバンバン掛けまくる。偏光
グラスをかけた私にも見えないような水面下のわずかな魚の動きも
キャッチしている。「いる!」{アマゴ!}「デカイ!」とサイズ、
魚種まで一瞬にして見抜く。・・・・
榊原は素眼で誰よりも早く水面下の魚を見つけると
絶賛している。
まずは魚を見つける「目」があり、
その魚の動きを「イメージ」する経験があり、
完璧に仕留めるための「技術」。
これがテンカラの鬼 榊原正巳の釣りだ。