鬼ブログ
今年も、アメリカ、ソルトレイクシティを拠点に、テンカラガイドを営む
ロブ、エリック、ジョンの「テンカラガイダース」の企画、
ロバート・レッドフォードが運営するリゾートマウンテン「サンダンスリゾート」
の主催で、「鬼テンカラ塾インUSA2017」が開催された。
まぁ、いつものようにドタバタしながら到着。あっという間に、
車で運ばれ、皆と再会。ニューヨークのテンカラバム(釣り具販売)、
ノルウェーでテンカラガイドを営むクリス・ヘンドリックスさん、
ガイダーズの3人と、まずはテンンカラ釣りへ出かけた。
まずは、ワサッチマウンテンから流れるプロボリバーの本流へ。
初日のメンバーは、各国でテンカラガイドをやったり、テンカラブログを
書いて、商売をしている人ばかり。アメリカのテンカラをリードする
人たち、と書けばわかりやすいかな、そういう方々と同行だから楽だった。
皆、それぞれが釣るし、私のテンカラをただ、じっと見ている。
このときの釣りの、一番の思い出は、
エリックの前で、川の流れのド真ん中から、大きなブラウンをかけた!
渋かったから、毛鉤を潜らせて、流れに送りながら、たぶんここだな、
というところでかかった。嬉しかった。やったね、だ。4時ぐらいだったと思う。
虫もよく飛んでいる時間帯で、渋かったけど、魚も動いた。
この日の夕方、食事をしながら、ロブとエリックがこの釣りについて
聞いてくる。眼がキラキラしていた。
「なんであの毛鉤を選んだの?」
「アイデアだなぁ」 鬼嫁がそう訳してくれた。カン、だけだからなぁ。
毛鉤よりも、流し方や魚の居場所を探る眼を、理解してほしいなぁ。
まぁ、とにかく、久しぶりに会い、キラキラした3人の、
テンカラ愛をまた感じさせてもらえた。嬉しいね。
ガイダーズの鬼塾は、3日間。
本流や小渓流、日本の川そっくりの山岳渓流など
場所を変えながら、テンカラの釣り方、テクニックを教えるというもの。
宿泊先は、各自自分で抑える。朝の9時ごろサンダンスに集合し、周辺の
川に出かけ、釣りを楽しみ、アウトドアでランチを食べ、私の毛鉤巻や
いろんな質問に答え、夕マヅメを楽しみ、解散。今回は、解散後に、
ソルトレイクで有名な、200年ぐらいの歴史がある帽子屋さんの見学、
欲しい人は注文というよなオプションもあった。
うらやましいな、と思ったのは、とにかく魚の数が多い。
どの川も、数は豊富だ。渓流魚は、ブラウン、レインボー、マーブル
といった渓流魚。稚魚放流が管理されているようで、ネイティブの
ような、ヒレピンの綺麗な魚ばかり。釣り人が多いと言っても、
広さが日本とはまるで違うので、川の豊かさのほうが勝つ。
私が、テンカラ教室に行っている間、鬼嫁は、ランチの手伝いや
毛鉤巻の準備、下働きに徹していたが、サンダンスから派遣された、
毛鉤巻部門のブランチさんと自然探検を楽しんでいたようで、水鳥観察、ハチドリ
探しなどをやっていたようだ。とにかく、自然が守られている。
休日を利用し、家族で何週間も自然の中で過ごすためのコテージやキャビンがある。
ソルトレイク周辺は、アラスカ州、カリフォルニア州に次いで
国立公園の数が多い場所。自然が豊かで、アウトドアの拠点でもある。
釣りだけでなく、カヌー、バイク、山登り、崖のぼり、ハイク。
通りすがる人皆、何かのアウトドアを楽しんでいた。
今回、通訳の晴子さんが、参加者やガイダーズの訳をしていて面白いことを言った。
鬼塾3年目にして、鬼テンカラはもはや、宗教だ。えっ?
ガイダーズの言葉が、榊原正巳のテンカラを愛しつくしている、ビデオを
見まくっている。晴子さんが、言葉を訳し、一言通訳すると、
エリックは、50倍ぐらいの分量で、それについて語る、という。
なんだかねぇ、可愛いねぇ。エリックには、結婚、10年目ぐらいで
赤ちゃんができた。秋にはパパになる。ロブも結婚した。良かったなぁ。
サンダンスリゾートは、1月に行われる「サンダンス映画祭」で有名な場所。
なぜサンダンスかというと、ロバート・レッドフォードが映画「明日に向かって撃て!」で演じた役柄、
サンダンス・キッドに由来するそうだ。
1月のこの映画祭は、11日間開催され、毎年、数万人規模の観客が訪れるのだそうだ。
なぜだか、ここと関係することができたのは、ガイダース3人の功績。大したものだ。
今年は、なぜか、皆が凄く意欲的だったということと、私たちが釣りに入ると、
他の釣り客から「おっ、テンカラチームのお通りだ、クールだな」などの
かけ声が上がるようになったこと。私たちが滞在したホテルでも、3人の
アメリカ人に声をかけられた。
「テンカラという釣りで、有名な方ですよね」と。
何が起きているんだ? なんか、ほんとうに、テンカラの知名度が変わってきている。
クールな釣り、クールジャパンの伝統的な釣り、という理解の仕方だった。
嬉しいというより、ちょっとびっくりなんだよ。
さて、アメリカ鬼塾は、後篇に続きます。
ここからはお知らせです。
9月半ばの鬼塾は、台風のため中止となりました。すいません。
危険を回避させていただきました。
24日には、石徹白でのCR区間のボランティアがあり、9月30日は石徹白で
納竿会があります。
また、10月7日に石徹白旧シャーロットタウン駐車場で、
ペアリング観察(釣りがうまくなるよ)と、キャスティング講座(テンカラ、フライ、ルアー)
や森を散策し樹木を学ぶ体験、星空観察などのイベントを行います。
自然派のための気持ちの良い秋空のアウトドアイベント。
お昼には、皆でバーベキューを楽しみます。
キノコ料理教室もありますよ。ぜひ、来てください!
鬼塾スケジュール
まずは、スムーズに話ができるよう、フェイスブックに参加されることを
お願いしています。メッセンジャーを使えば、後での写真送りも
簡単です。フェイスブックで、友達申請してください。
すぐにつながれます。
2017年の鬼塾予定です
一人にはりつくべったり鬼塾は、いつもやっています。
メールか電話をください。場所など、話し合いましょう。
一人にはりつく「べったり鬼塾」は、グループの場合、割り引きます。
1人1日 15000円(他に交通費、高速代、遊漁券)などが必要です。
グループで学ぶテンカラの鬼塾は以下です。
けれども、天候によっては前後することもあります。開催日近くに、
変更はお知らせすることになります。
参加希望者は、いまから予定を空けておいてください。
参加希望者は榊原事務局 090・2575・0903
もしくはメール 榊原事務局 onitenkara@gmail.com
まで、
●お名前、
●ご住所、
●携帯電話番号、
●テンカラ歴、釣り歴
をご記入の上、お申し込みください。
迷っていらっしゃる方も、とりあえず電話ください。詳しく説明します。
9月30日(土)
納竿会 石徹白川
9月の鬼塾に参加したかった方は、ぜひ、ご参加を!
鬼塾代は1日6500円
納竿だから、金曜から来られそうな方は、ぜひ。
2日で鬼塾は10000円です。
最後に、教えますよ!
宿泊は、私のペンション 1泊2食 5000円(お試し価格)
温泉は、車で15分の所にあります。
のんびりできますよ。
10月7日 土曜日
ー秋の自然観察とペアリングをそっとウォッチー
テンカラ フライ ルアー シーズンオフにキャスト練習
白山・石徹白の大自然と「命をつなぐ」トークライブ
こころ静かに、本を片手に、環境のことをもう少し考えてみよう
参加費 駐車場代込みお昼のバーベキューの炭代 1900円
お昼は、バーベキューを皆で楽しみます。
追加で肉や野菜の販売もあり、おにぎりや豚汁も販売予定。
食の移動SHOPあり フリーマーケットもあります。
参加したい方も連絡ください。
参加希望者は榊原事務局 090・2575・0903
もしくはメール 榊原事務局 onitenkara@gmail.com
司会 outdoorタレント 鉄崎幹人
東海地区で過ごした方なら、覚えているかな?鉄崎さんの
ミックスパイください、や、ミックスパイあげます。
ラブラジののりで、司会進行してくれます。
アウトドア好きだから、キャスティングも披露してくれるかも。
教室
●フライキャスティング教室 講師は岩木 敏行 さん
●テンカラキャスティング教室 講師は 榊原正巳
●ハンドメイドルアー作り教室
●毛鉤巻教室 榊原 岩木
●石徹白の蝶々やトンボと一緒に秋のお散歩 ー石徹白中居神社、カルヴィラ石徹白などをガイドと共に歩くー
●キノコを使った料理教室 料理人 伊山悟朗先生とヨシエ夫婦
●森林管理士・小森胤樹と石徹白の人工林を見ながら、これからの森林管理について考えよう~紅葉に染まる秋の山散歩 木について学ぼう~
●キノコ採りと採ったキノコのお掃除の仕方
★14:30よりトークセッション
吉田千秋先生 VS 向原よしたか
・自然の話 ・環境の話 楽しく笑いながらの座談会
★15:40よりトークライブ
outdoorタレント鉄崎幹人
「命と自然のトークライヴ」
自然環境と生命の尊さをテーマに繰り広げられているトークライブ。
自分で撮影した写真も交えたスライド上映とギター弾き語りで構成
基本的にpm17:00 終了
夜には、●満月のクレーターを復元400年前の空気望遠鏡で見よう。 内容 空気望遠鏡と現代の望遠鏡を見比べる
を開催(豊橋の天体観測クラブによる) 参加自由 昼間は、太陽の黒点も見られるよ
また、シャーロットタウン駐車場は、車上泊、テント泊OKです
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