テンカラの鬼 榊原正巳 テンカラの世界

鬼ブログ

今年も解禁しました! 

Posted on | 2月 13, 2017

鬼塾開催予定(2017/2/13現在)

 先週は、フィッシングショー大阪へお邪魔した。毎年、感じることだが、
とにかく盛況だ。すべての釣りの祭典。海、湖、川。
56000人が来場したそうだ、凄いね。
釣り具の即売会、フィッシングスクール、魚拓体験、ジュニア&レディース
体験マス釣り、マグロ解体ショー、子供たちからお年寄りまで、皆が楽しみに
しているイベントだ。
テンカラ竿やラインの新製品は出ていないか、各メーカーをまわったが、
これといった新商品は出ていなかった。
どのメーカーも、主力製品にしているのは、鮎竿や海用の竿。
テンカラ竿をズラリと展示しているのは、NISSINだけだ。
シマノもダイワも、1,2本展示してあるか、ないか。がまかつは、テンカラ
竿、なかったなぁ。ライン、針、これといったものもなく、あいかわらず
変わり映えしない展示内容だった。
フジノラインが出店していなかったが、テンカラミディソフトタイプと
いう緑色のナイロンテーパーが新しくなったようだ。
 NISSINのブースによると、富士先生がおいでだった。久しぶりだ!
「80歳になりました」
いやぁ、お元気そうだ。お仲間の橋本さんと、早朝に京都を発たれたようで
眠そうだった。まだまだテンカラが楽しめそうで、安心した。
鬼竿が見たいという方に竿を紹介し、鬼塾に毎年参加してくれる、
高橋ファミリーに挨拶し、帰途についた。これだけの人の中を歩くのは、
本当に疲れる。おっと、ウェーディングシューズのいいものに出会えた。
3月には発売するだろう、パズデザインのハイブリッドウェーディング
シューズ。フェルトとラバーがついたもので、今年はこれを履いてみよう
かと、注文した。履いてみて、どんな具合かまたお知らせする。
昨年は、某外国メーカーのウェーディングシューズを購入し、足に合わず
とんでもないめにあった。やはり、履いてから買ったほうがいい。
といっても、いろんなメーカーを履き比べるなんて、無理だからなぁ。
皆が履いているウェーディングシューズを見ながら、どれがいいか
比べるしかない。
 鬼嫁が、リトルプレゼンツのシューズを購入した。
10000円の価格で、これはお値打ちだ。履き心地も、良さそうだ。
 6日の月曜日は、旧知のテンカラ仲間、小出さんと新川さんと約束して、寒狭
川中部へ。日曜日にあまご釣り大会が開催され、テンカラの人たちも
大勢来たようだ。雨だったが・・。
月曜にも魚は残っていたが、痩せたような、小さな成魚放流が多かった。
ルアー、フライ専用区でしばらく見てると、ルアーでせめてた人が、
魚籠に10匹ぐらいのアマゴを入れて持ち帰る現場を見た。
リリース区間ではないが、持って帰っちゃうんだ。
小出さんや新川さんも、これにはびっくり。
「ヘェー、今は持って帰るんだ」
この寒狭で精力的に活動したのが、新川さんだ。漁協と話し合い、
いろんな場所にまんべんなく魚を入れ、大勢の釣り人を喜ばせてくれた。
新川さんたちが、頑張っていたころは1トンの魚を入れていたそうだ。
今は、3万?
    鮎の解禁までの間のつなぎにアマゴをいれる、という、アマゴはあくまでも
雑魚という扱いは、当時も今も相変わらず。新川さんたちも
疲れてしまったようだ。
そういう、漁協の姿勢は、まるで変わらない。頑張っていた人もいなくなり、
だから、川がこうなってしまった。
 天然の魚は、もうまるでいないもんねぇ。魅力ないよなぁ、ここは。
どこの漁協もそうだが、どこかで変わらなければ、日本の渓流は、
ダメになる一方だ。
  とはいえ、懐かしいお二人にも会え、ようやく解禁。
 2月は、いろいろあるが3月から、本格的に釣りを始める
皆に会えるのも、もうすぐだ。

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