この週末は、鬼組・源流派の2人に誘われ、ホームへ。

水が少し高く、雪しろが入って水温が低い。

俺たちは昼近くに到着（ヤボ用があった）。

東京方面から4時間30分もかけてきてくれている2人。

状況が悪くて、わるいなぁ?と一瞬、思う。

　私たちが到着してからは、天気が好転！

なんせ、俺と鬼嫁の釣行で雨となったことは、

3回ぐらい？　夫婦になって15年、釣りばかりやってきたから、

すごい確率なのだ。晴れ男と、高気圧ガール…obaのコンビは最強。

状況が悪い時は、そういう時の釣り方を教えてあげればいいんだし。　

　で、鬼嫁は1人で下の方の川へ。私たち3人は別の場所へ。

　午後からも4人で釣り。鬼嫁だけ別行動。彼女は俺たちが午前中釣った場所を

攻めると言う。なぜなのか。俺だけが、その理由を知っている。

竿抜けがあるに違いない、と、鬼嫁は思っているはずだ、ふふふ。

この時行ったのは、源流と一般的に呼ばれる場所で、

ブッシュや枝が多く、釣りにくい。

そういう場所の、釣り方を伝授した。ふたりとも、生き生き

と輝いていたよ、はぁ?よかった。

　降りていくと、鬼嫁がじっと動かず集中的に一カ所を攻めていた。

ふりかえるとニコニコしている。

「釣ったの？」

「竿抜けがあった。降りてすぐ、かけた。でも

彼らが傷つくから黙ってて」

1匹だけれど、彼女にとっては大切な1匹。

　人が釣った後で、自分だけで、かけたのだから。よしよし。

?

あとは、飯だ。腹が減った。

いつものホームの小屋へ行く。

事前に鬼嫁と源流派Iが打ち合わせたらしく、

どんどん料理ができていく。

　私たちの住居がある浜松西部は、すでに山菜がかなり出回っている。

源流派IさんTさんによるホルモン鍋キムチ味、今年初のタラの芽の天ぷら、

ウズラの炭焼・・・・僅か30分ほどで次々に出来上がる。

　なんでこんなにフルスピードでご飯を作るかというと、

いっこくも早く飲み、話したいらしい。

私の周りの人は、いつもこうやってくれる、感謝。

もちろん、私も皆の焼酎の湯を注ぎ、飲んでるつもりになる。

　がつがつ食い、ガブガブ飲み、釣りでの興奮が和らいでいく。

毛鉤を巻く、写真を撮りっこする。毛鉤を奪われるようにみせて、

最初から毛鉤をあげるつもり。茶化して楽しむ、可愛いTENKARAの子供らと。

最高に盛り上がり、私は先に寝た。明日も教えるつもりだから、

早く寝させてもらった。ZZZZ

その後の話は、鬼嫁によるライブ版で↓

鬼嫁「面白かった？」ごくり

I　「最高ですよ」ごくごく

T　「もうねぇ、俺らだってかなりの年月（20年？）を源流で釣ってたわけですよ、
しかしですねぇ、あぁまで決定的に間違っていたことを見せられたら、
むしろ、心地いい。完封無きまで俺らの釣りは、まるで違ってたと思った。

今日ゼロになった」ごくごくごく

I　「だってねぇ、俺らは3匹かけたかな？　その後で、俺らの竿を使って、
鬼師匠、ガンガンかけちゃうもん。いやぁ?、腰が砕けた、完全に。

もう徹底的にだけど、
かえって気持ちが良いんだよね。鬼師匠、かっこいいなぁ?」ごくごくごくごく

鬼嫁「それは皆が通ってきた道、皆、見せてもらい、腰が砕けたの。
一刀両段にされて、木っ端みじんに砕けるの」ごくごくごくごくごく

T　「しかもね、あんなに凄いテクをどんどん教えてくれるわけでしょ。
お金も払ってないし、ただ、以前1度鬼塾に参加したときにお会いしただけで。

ど・ど・どう返せばいいの？　返しようがないでしょ。

それが、わからない！！！！！
鬼師匠が、何年も何年もかけてつかんだ技を、誰にでも教えてくれる！
これは、凄いことなんだよ」

ごくごくごくごくごくごく

鬼嫁「まっ、いいのよ。鬼師匠は自分の技術を伝えたいだけ、その技術
で釣れば、もっとテンカラが楽しくなる。てことは、テンカラ人口が
増えるもん。”自分に合わない竿やラインを使っていると、その人は
合わないということが分からないから、わかってないというだけなのに、
釣れない、と言ってやめてしまう。それではテンカラ人口は増えない。
”そのことを教えてあげる人がいれば、いいんだよ”と、鬼はいつも言ってるもん」
ごくごくごくごくごくごくごく

I・T　「・・・・・・・・ぐすっ」
ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごく

I・T「良い人と結婚したね

ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごく
ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごく

鬼よめ「まぁね」恥ずかしい
こくっ

続きは明日UP!

?さて、どうなる？？？　釣れるのか？