鬼ブログ
テンカラを楽しんでいる方から、また質問を頂いた。
電話、私のホームページの質問箱に、最近は本当に質問が
多くなった。年齢層も若くなった、いいことだ。
テンカラ人口が増えてる、手ごたえを感じる。
皆さん、申し訳なさそうに質問をしてこられるが、
そんな遠慮は無用。どんどん聞いてください。
30代のころから、多くの人にテンカラを教えてきた。
私にとっては、毎度のことであり、楽しい生きがいのひとつ。
さて、今回は「あわせ」について。もう何度も話しているし、
書いているので、聞いたことがある方はこの回はとばされて
構わない。私の言うことは、いつも同じ。でも、何度も言う。
●沈ませてあわせる
沈ませてあわせる場合は、魚が毛鉤をくわえたな、と感じたら、
ちょっとだけ間をおいてあわせる。この、ゆっくりあわせようと
意識を持つことが、魚を確実にかけることにつながる。
魚を傷つけず、ハリスやラインが切れる危険もない。
沈ませて、ゆっくり合わせられるということは、魚にここで
食べさせようという自分の読みが実現した、ということだ。
そこまで上達すれば、テンカラは楽しい。
やっちゃいけないのは、「びっくりあわせ」。強すぎるあわせだ。
魚がかかっていてびっくりしてとんでもなく強い力で、あわせる。
当然、ラインを強く引くので、かけた魚ごと急激にひっぱりあげる。
魚も傷つくし、ライン、ハリス切れの原因にもなる。
こういう人は、竿をよく折る。ラインが伸びる、などという。
道具が悪いのではない、自分のあわせ方が問題なのだ。
川を見ていると中級クラスの人に多い。良く釣れるようになった頃だ。
海外の動画を見ていると、皆がこんな感じ。びっくりあわせ。
必要以上に力を入れるということは、魚の大きさが分かっていないからだ。
沈んでいても、ラインの動き、ググッとくるひっぱり具合、
魚の逃げ方、などで、どんなサイズの魚が釣れているのか、だんだん
わかるようになってくる。そこまでいったら、テンカラは生涯の友だ。
この時期に釣りに行くとなると管理釣り場だが、ニジマスなどの
放流魚はとにかく底にはり付いていることが多い。
だから、やはり沈ませて釣ることになる。
ラインの変化を見落とさない、止まったのか、走ったのか、
手に伝わる感覚で、あわせるしかない。
難しいかなぁ、でもその微妙な部分が、とても面白いのだけれど。
なにか変化があったら、少し引っぱってみて、覚えていく。
経験こそが、強い味方になるはずだ。
ほかの場合の合わせ方は、次回に。
さて「明けましテンカラ新年釣り大会」についてはお知らせを
送りました。友人も誘っていいのか、という問い合わせも
いただいていますが、もちろん、いいです。
ただし、夜のキャンプ場、などの関係から、人数を把握しておかねば
なりません。増える場合は教えてください。
キャンプ場は直火禁止なので、焚火台が必要です。
数も多いほうがいいので、用意いただけるとありがたい。
もちろん、薪も。食べ物も、お酒も。
詳しくは、またお知らせを送ります。
キャンプ場は満天の星らしいですよ!
それにしてもカラフル運転手様、よかったね。
嬉しい年末になりますね。
リハビリ、がんばって!
コメント
“あわせ ” へ 2 件のコメントがあります。
“あわせ ” にコメントを残します。
12月 7th, 2014 @ 7:44 AM
にゃんと!励ましのお言葉、どうも恐縮するしだいです。
心不全で入院して68日間もベッドに居ましたので、リハビリは辛いですねぇ?(涙)。カラフル王妃に甘えず、頑張る予定であります。予定は未定かな!?えへへへ^^;
12月 7th, 2014 @ 8:53 AM
運転手様 ほんとうによかった! もう、ドキドキしていました。
それでも、あっちこっちで同じような話が増えて・・・、
そういうお年頃になってきたのでしょうか。あぁぁあ、
渓流に行かねばあきまへん、釣りができんくなるのが怖い!!