鬼ブログ
たいへんブログアップが遅れたことを、お詫びします。
忙しかったんだよね、で、フェイスブックもやってて、
こっちのほうが簡単でいい。楽。
フェイスブックは、榊原正巳もしくは、テンカラの鬼
で、私のページにつながります。レスポンスが早いです。
さて、今年のアメリカでのONI school 、8月に行いました。
毎年行っている、ユタ州、ソルトレイクシティ、
サンダンスマウンテンリゾート(ロバート・レッドフォードさん
所有のリゾート地)のフライ部門の一行事として、
鬼塾を行っています。
今年は、2泊3日の1コース(定員30人)を2回。
また、それとは別に、個人授業希望の方4人かな、
を1回行い、約2週間の滞在でした。
我が家の可愛いアメショーのキキちゃんを、預け
可愛がってくれた俊くん、奥さまのまどちゃん、
ありがとうございました。迎えに行ったら、なんや
あんたら、みたいな顔をされ、幸せそうだった。
さて、ONI school 。だいたい、釣れる場所は、
その日の天候や気温、風の具合で、毎日変わるわけだから、
細かな場所は、その日にならなきゃわからない。
地元でテンカラのガイドをやっている、
ジョン、ロブ、エリックの3人が、毎朝、サンダンスで
集合し、その日に行く川を発表。何が釣れるか、
気をつけること、などを述べます。
全米各地から来た参加者は、皆が、車。言われた場所に
車で乗り付け、着替えて、釣りに出かける、という具合。
午前中は、たいてい、私のデモを見てもらい、
見ている生徒さんたちに、ガイドの3人が、どういう釣
り方をしてるのか、詳しく説明する。
デモが終わると、3グループに分かれ、エリックの班、
ロブの班、ジョンの班が、川の3カ所に分かれて
生徒さんと釣りに行く。その3グループを、私はまわり、
できるだけ一人一人を、指導するよう心がけている。
今年の参加者は、高齢者が多かった。3日で5~6万円の教室だし、
夕飯や宿泊費はついていない。キャンプをやる人、俺らと同じ
キッチン付きのホテルに泊まる人、サンダンスに奥さんと泊まる
人、いろいろいる。今年の参加者は、退役軍人が多かった。
なんか、パッチやら布地のかばん、もちろん軍関係のものを
鬼嫁はいろいろもらってた。
ベトナム戦争へ行っていた生徒さんが、なにやら鬼嫁と
いろいろ話してたようだよ、”この教室は、私たちにもほんとうに
勉強になる”と、鬼嫁。俺も、いろんなことを教わっているなぁ。
ジョンたち、3人のこだわりは、このユタ州周辺の川を知り抜いているから、
全員に、ぜったい良い思いを、釣ってもらうこと、数多く。
そのために、毛鉤をいれる場所、流すながれ、どこに立つか、
手を添えて、川を歩きやすいよう、時には腰を持ち、サポートをする。
自分たちが大好きな、アウトドアを、大好きな鬼テンカラを、
理解してもらえるよう、誠意をもって案内している。
こんなくそ暑い、ボンネットで目玉焼きができそうな、暑い中、
人間だけでなく、獣も出てこないような灼熱のもとで、
わざわざ日本から来て、鬼塾をやるのは、彼らの誠意が伝わるから。
8月を選ぶのは、サンダンスリゾートからのお願いで、
冬には、レッドフォードさんが情熱を傾ける映画祭があり、
大勢のお客さんが全米から集まるが、夏には、目ぼしいイベント
がない。だから、そういうイベントの一つにしてくれと、
ジョンはレッドフォードさんにディナーに誘われ、言われたそうだ。
だからつきあうけど、普通は、こんな暑い日、風が強い日は、
家で寝てる、と思う。
さて、この鬼塾は、ランチもアウトドアで食べる。彼らの
お手製の野外料理も、こだわりのひとつ。
次は、ランチと、今年から始まったフライショップでの
毛鉤教室を紹介する。
3回目には、番外編。この教室を企画する影の番長と、
もう一人の裏番長のはなし。怖いぞー、毎回、2時間も前に
飛行場についているのに、スチュワーデスさんと一緒に
走りながら飛行機に飛び乗る、というドキドキ編だ。
来年、2020年のONI school の募集も始まっている。
日本からも参加できるよう、旅行代理店に話をした。
こんな面白い釣りの旅、なかなかないですよ、
一緒に行きましょう。
榊原事務局 090・2575・0903
もしくはメール 榊原事務局 onitenkara@gmail.com
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