この土曜日21日に、「鬼塾2015」を開催しました。

寸前に大雨が降り、予定してた気田川一帯の川はまるで駄目、

そこで、急遽場所を変えホームへ。

自然を相手にしているだけに、こういうこともあります。

速攻で釣れそうな場所を判断するのもテンカラのうち。

塾生もパパッと用意などをしてくれました。

今回も晴天、川はささ濁り、こういうときもテンカラはできます。

この日は、ささ濁りの時の釣り方を重点的にお伝えしました。

寒かったね、だから魚は沈んでいます。

流れをどう読んで毛鉤をもぐらせるのか。

ブッシュや枯れ木がかぶってきている小さな谷の釣り方、

竿のさばき方、川の目の前でなければ伝えられない

釣り方を指導します。

今回は、鬼組の重鎮カバニーニがお手伝いに来てくれたので、

数人を連れて源流部で指導をしてくれました。

カバニーニはキャスティングもいいし、丁寧だから

また私とは違う教え方をしてくれます。

川に入るときに、なんか今日はイワナが釣れそうだなぁ、とかんじましたが、

やはり、ヤマトイワナが出る日でした。

教え始めて、いきなり釣ってしまい、いい教室になりました。

やはり、目の前で釣ってもらうとファイトが湧きますからね。

皆の眼の色が変わり、皆、よい解禁になったようです。

お昼は、鬼嫁がきりたんぽ抜きのきりたんぽ鍋？　野菜沢山の鳥スープを

作ってくれ、おにぎりやお餅を入れて、お腹ぱんぱん。

私もホームで釣りをすると、あぁ、解禁したんだと実感します。

午後になってもまだ寒かったのですが、皆に小さな谷の上流部分の釣り方、

堰堤の釣り方を指導。夕方までそれぞれ釣りましたが、皆、

ヒットしたようです、あっ、赤い毛鉤さんはヒットがなかったか。

すいません、今度は必ず、釣らせますよ。

遊びだからこそ真剣に、それが私の信条。本気で遊べる大人でいたいと思います。

それにしても、源流派のＩさん、うまくなった。まっすぐ飛ぶ。

まっすぐ飛ばなければ駄目だと、力まかせは絶対ダメだと伝えましたが、

ちゃんと、自分なりに考えて練習したんだね。ぐんと釣れるようになるよ。

俊君も、やっと釣りに来られたようで、これからビシバシいきますよ。

今回、集合写真を撮り忘れました。すいません。

皆、得るものがあったようで、感謝のメールをいただきました。

夜は、いつものように解禁の宴会。100円で買った薪の束は使いませんでした。

カバニーニの鳥とつくね、野菜いっぱいの鍋。

ちなみに、カバニーニ親子は、昼も2人で焼き肉食べてましたから、夜も肉。

源流派Ｉさんが、豚のカシラを使った焼き鳥（豚？）、埼玉周辺で人気の

辛い味噌をつけて食べます。お父上が作ったネギ、うまかった！

この日採ったフキノトウを俊君がフキ味噌（生を使う）にしてくれ、

それを付けて食べたり。これも、生のほうが旨いね。

鬼嫁の行者ニンニク味噌、キャベツのゴマ油味、ホタルイカのアヒージョ、

焼きおにぎりふき味噌、行者ニンニク味噌がけ。

おいしくいただきました。

日曜は、土曜よりポカポカ。釣れそうです。

皆、朝からキャスティング練習、そして釣りへ。

私もそれぞれの場所へ行き、アドバイスをして、

帰りました。仲間と笑いながら釣るのはいいものです。

それぞれ、自分なりの成果があったようです。

楽しい解禁の釣りになりました、皆様、ありがとうございました！